土木工事現場で危険を伴う行動と言えば?
梯子や足場を使用しての高所作業は、転倒や落下の危険があるため慎重に行う必要があります。
手すりの設置を誤ったり、足場のがたつきは事故になりかねませんので注意しましょう。
そしてクレーンなど重機を操作する際は、周囲の作業員や対象物に注意を払います。
合図の出し忘れや他の作業員の侵入によって事故が発生してしまうこともありますので、注意が必要です。
また玉掛けによる作業は、対象物の正確な取り付けが行われないと落下の危険がありますので慎重に行いましょう。
そして溶接や切断作業などの火気を使う作業は、周囲に燃えやすい物がないか確認し、場合によっては消火器や消火設備を用意しておく必要があります。
例えば、解体作業や家屋の設置作業等では、溶接工事も行われますので、そういった準備も行っておきましょう。
他には地中の掘削作業も注意が必要です。
配管や電線などがまだ埋まっている場合はマーキングや地図の確認を行い、該当箇所の掘削に注意が必要です。
そして土木工事作業で多いのが、崩落のリスク。
地盤改良工事などを行った際、地盤が想定していた範囲以上に崩壊してしまうと、崩落への危険性が高まります。
作業員の生き埋め事故なども年に数回起こっているので、注意が必要です。